浦和が選手発案の「卒業メッセージ」企画を今年も実施!今回はレディースも参加

2021年03月23日 サッカーダイジェスト編集部

卒業生からは喜びの声も

メッセージを贈った浦和の選手たち。写真:浦和レッズ

 浦和レッズから、今春の卒業生へ嬉しいプレゼントだ。選手たちからコロナ禍の影響で卒業式が中止となったさいたま市内の子どもたちに「卒業お祝いメッセージ」が贈られたという。選手自らが発案した同企画は、昨年に引き続き2度目の実施となる。

 メッセージが贈られたのは、さいたま市内の公立学校(小・中・高、特別支援学校)95校。さらに今年は、三菱重工浦和レッズレディースの選手たちからも、女子校や旧浦和のスポーツ少年団(36チーム)へもメッセージを贈呈した。

 クラブの選手会会長である伊藤涼太郎は、選手を代表して以下のようにコメント。
「昨年に続き、この一年もあらゆる学校行事が制限されてきたと伺っております。
子どもたちが笑顔で暮らせるよう、卒業生の皆さんの思い出のひとつに加えてもらえたら、とてもうれしく思います」

 またメッセージを受けたさいたま市立北浦和小の生徒からは、以下のような喜びのリアクションがあったという。

「動画を見て、勇気をもらいました。中学校に行ってもがんばります」

「ぼくたちのためにビデオを作ってくださり、ありがとうございます。選手一人一人がコメントを言ってくださり、うれしかったです」

「レッズの動画が見られて、うれしかったです」

「私たち、卒業生に応援メッセージをくださり、ありがとうございました。このメッセージを胸に中学校でもがんばります」

「スタジアムに試合を観に行きたくなりました」

「あの動画を見て、中学校に進むための力とか、勇気をもらえました」

「浦和レッズのみなさんの応援メッセージに元気をもらいました。中学校でもがんばりたいです」

 今春の卒業生にとっては思い出深い記念になっただろう。浦和は次世代に向けて豊かな地域・社会を創っていくために、こうした活動を続けていくという。

構成●サッカーダイジェスト編集部
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