【J1採点&寸評】清水0-0鳥栖|攻守連発の守護神がMOM! 攻撃牽引のボランチも高評価

2021年03月15日 前島芳雄

清水――個の強さを発揮したヴァウド

【警告】清水=原(52分) 鳥栖=中野(57分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】権田修一(清水)

[J1第4節]清水0-0鳥栖/3月14日/アイスタ

【チーム採点・寸評】
清水 5.5
攻守とも狙いとしていたことが表現できず、後半のわずかな時間帯以外は主導権を握ることもできずに、シュートは90分で1本のみ。5バック気味に粘り強く守って初完封と勝点1を手にしたことが唯一の収穫。

【清水|採点・寸評】
MAN OF THE MATCH
GK
37 権田修一 6.5
相手の決定機でビッグセーブを連発して、枠に来たシュートはすべてストップ。試合展開としては圧倒されたなかで勝点1をチームにもたらした。

DF
3 立田悠悟 5.5
3バックの右で今季リーグ戦初出場。手堅い守りを見せたが、前に出ての守備や持ち味のフィードでは今ひとつ。

DF
5 ヴァウド 6
3バックの中央を務め、ボールを握られる展開のなかでラインを押し上げることができなかったが、ゴール前では個の強さを発揮してゴールを許さず。

DF
50 鈴木義宜 6
押される時間が長くなったなかで危険なところにはきっちりと対応。効果的なフィードや攻撃参加を見せた場面もあった。
 
MF
11 中山克広 6
いつも以上に縦に長い距離を動く役割だったが、走行距離はチーム最長でスプリント数も最多。4戦フル出場中と驚異的なタフさを見せ、攻守に貢献した。

MF
22 ヘナト・アウグスト 6(64分OUT)
前節に復帰して今節で初先発。チームとして守備が上手く機能しなかったが、彼が良い形でボールを奪った場面は数少ないチャンスにつながった。

MF
4 原 輝綺 5.5
左ウイングバックで4バックの左SB的な役割も手堅くこなしたが、攻撃のパスや仕掛けはなかなか成功しなかった。
 

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