「この状況のなか、こんな僕を…」背番号42、柏木陽介が新天地にかける想いを語る

2021年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これから何が自分にできるか、しっかり考えて」

岐阜で新たなスタートを切った柏木。これからの活躍に注目だ。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 新天地にかける想いを、その言葉にこめた。

 J3のFC岐阜は3月13日、You Tubeの『FCGIFUTV』で新加入の柏木陽介のメッセージを投稿。技巧派レフティは次のように語った。

「FC岐阜、42番、柏木陽介です。今回いろいろ、浦和と岐阜に対して、すごくいろんなものをコメントさせてもらいました。でもこの場を借りて、また浦和レッズへの、今回してしまったことへの反省、そして申し訳なさ、本当にすみませんでした。ただ本当に、浦和レッズでやれた11年間は幸せでしたし、これからもその実績、やれたこと、すべて誇りに思って、これから戦っていきたいと思っています。

 そしてFC岐阜のみなさま、岐阜県のみなさま、この状況のなか、こんな僕をチームに歓迎してくれて、本当に嬉しく思います。これから何が自分にできるか、しっかり考えて、チームのために、FC岐阜のために、そして岐阜県のみなさまのために、全力を注いでプレーしていきたいと思います。そして地域貢献、そういうこともいっぱいしていきたいと思うので、これからもぜひ応援よろしくお願いします。

 明日はホーム開幕戦です。たくさんの人が見に来てくれることが選手たちの力となり、パワーとなります。みなさんでFC岐阜を応援して、スタジアムでみなさんの力を僕たちにください。明日の試合、楽しみにしています」
 
 同日にアップされた練習風景の動画では、降りしきる雨の中で懸命にトレーニングに励む姿があった。翌14日のホームで迎えるヴァンラーレ八戸との開幕戦はメンバー外だったが、いつかピッチに立った時に、秘める想いをどんな形で表現するか。期待したい。

構成●サッカーダイジェストweb編集部
 

次ページ【動画】柏木陽介メッセージ「全力を注いでプレーしたい」

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事