「殺すぞ!」カタール人主審にまさかの暴言を吐かれた小林祐希が怒りの告発!「ありえないでしょ」

2021年03月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「俺がカタールに来て1番衝撃的なことがあった」

主審にありえない暴言を浴びせられた小林。今後さらなる波紋を呼びそうだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表MFが怒りの告発ツイートだ。

 現在、カタール1部リーグのアル・ホールに籍を置く小林祐希。信じられない事件は現地3月8日、リーグ第18節のアル・ガラファ戦で起きた。

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 小林は状況を事細かに説明する(以下すべて原文ママ)。「今日の試合で俺がカタールに来て1番衝撃的なことがあった」と書き出し、「試合後半、チームメイトが打ったシュートが相手ディフェンダーに当たってゴールラインを通過していった。普通ならコーナーキックでマイボール。みんなが知っている。レフリーはゴールキックを指示した」と続ける。ここで主審とのやりとりが始まった。

「1番近くにいた俺が『he touched』とレフリーに言うと『yes , I was small touch. But small touch is no touch. This is new rule』と言って相手チームの選手と笑っていた。俺は『this is no respect』それは良くないと主張した。すると『ok you’re my opponent, I’m gonna kill you』と言ってきた」

 主審は冗談半分なのか、「ちょっと触っただけだから触ったことにはならない。新しいルール」だと言い、食い下がった小林に対して「オッケー、お前は俺の敵だ。殺すぞ」と言い放ったというのだ。
 

 事実だとすれば、もはや呆れるほかない。小林は怒りを抑えつつ、努めて冷静にこう綴る。

「レフリーの言ったことが録音されているはずだから聞いた方がいい。サッカー云々関係なく、人に対して殺すぞと言って良いのか? ありえないでしょ。カタールリーグがこのレフリー(Abdulrahman lbrahim Al-Jassim )に対してどんな処分を下すのか。普通なら2度と笛を吹けなくなるよね」

 さらに小林は全文を英訳して再度ツイート。そして「僕たちはクラブのため、チームのため、家族のため、生活のためにプレーしている。チームがビッグかスモールかは問題じゃない。選手が有名かどうかも問題じゃない。フットボールはフェアで、選手をリスペクトするものでなければならない」と記し、「ひとに対して"殺すぞ"など言ってはいけない。二度とこんなことが起こらないことを願う」と訴えかけた。

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