アトレティコ、ノーハンド判定に不満の“宿敵”マドリーに痛烈皮肉!公式ツイッターで「有利な風に慣れている」

2021年03月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

カゼミーロは「腕に当たっていなければ、ゴールを決められていた」

マドリー・ダービーのある判定が、議論になっている。(C) Getty Images

 アトレティコ陣営が宿敵に、痛烈な皮肉をお見舞いしている。

 現地時間3月7日のラ・リーガ第26節、アトレティコ・マドリーとレアル・マドリーのマドリー・ダービーは、1-1のドローに終わった。ルイス・スアレスのゴールでアトレティコが先制するも、終盤にカリム・ベンゼマの同点弾でマドリーが追いついた形だ。

 敗戦を回避した"白い巨人"だが、逆転優勝に向け首位との直接対決で勝てなかった痛手は小さくない。マドリー陣営は前半にペナルティーエリア内でボールがフェリペの腕に当たったプレーがPKにならなかったことに疑問を投げかけた。

【動画】これはノーハンド?議論となっている問題のシーンはこちら(24秒~)
 米スポーツチャンネル『ESPN』によれば、カゼミーロは「彼の腕に当たっていなければ、僕はゴールを決められていた」と話し、ベンゼマも「腕に当たったと思う。普通は審判があれを見たら、90%はPKになる」と同調しているほか、幹部のエミリオ・ブトラゲーニョは「PKだと信じている。腕に当たったのは明白だ。またも、我々は(エルナンデス・)エルナンデス主審の判定で運がなかった」と述べている。

 一方で、ジネディーヌ・ジダン監督は、判定について「難しい仕事だ。尊重しなければならない」と述べるに留まった。

 そしてPKを巡る判定はメディアでも論争の的に。この状況に、アトレティコの公式ツイッターは8日、次のような投稿で釘をさしたのだ。

「彼らは正しい判定まで批判する。誰かは有利な風に慣れている」

 首位アトレティコを3ポイント差でバルセロナ、同5差でマドリーが追う展開のリーガ。シーズン終盤戦の攻防から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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