昨シーズンにラ・リーガ２部へ降格したエスパニョールは、現地時間２月20日に開催された第26節でサバデルとホームで対戦し、１－０で勝利。暫定ながら首位に浮上した。

　だが、１年での１部返り咲きを狙うチームに不穏な空気が立ち込めているようだ。中国メディア『捜狐』が伝えたところによれば、中国代表FWウー・レイが３試合連続の出番なしに終わったことで、母国のファンから怒りの声が挙がっているという。

　昨シーズンはチームトップタイの４ゴールを挙げた中国代表のエースは、ビセンテ・モレーノ新監督の信頼を掴めず、今シーズンの先発はわずか７試合で、途中出場が続いていた。

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　そして、ここにきてまったく出番を与えられなくなったことに、中国のファンが激怒。記事によれば、クラブの公式Weiboには「お願いだから手放してくれ」といったメッセージが「狂ったように投稿された」という。

　中には「日本のように（欧州で活躍する）選手がいないんだ。彼らは、（南野拓実と鎌田大地が）チェルシーとバイエルンから点を取った。だが、俺たちにはウー・レイしかいない」といったコメントもあったという。

　熾烈な昇格争いが続くなか、ウー・レイは再び出番を得られるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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