「イブラはもう1人の監督」テオが明かすミラン大エースの素顔は?「ガッツリ叱ってもくれる」

2021年02月12日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「本当に素晴らしい人なんだ」

テオ(右)がインタビュー内で、イブラヒモビッチ(左)について語った。(C)Getty Images

 21節を終えたセリエAで、予想外の首位に立っているミラン。その最大の立役者が、ズラタン・イブラヒモビッチだ。20年1月に約7年半ぶりに復帰すると、絶対的な攻撃の核として、そして若手の多いチームのリーダーとして機能している。

 その存在感は、やはりチーム内でもかなり際立っているようだ。同僚であるテオ・エルナンデズも、好評発売中の『ワールドサッカーダイジェスト』最新号に掲載されているインタビューでリーダーシップを強調。インタビューのホセ・ラモン・デ・ラ・モレーナ氏に「イブラヒモビッチとは仲が良いみたいだね。トレーニング中の2人が楽しそうに絡んでいる動画を観たよ。彼は親しみやすい? 傍から見ていると、なかなか尊大な人間のようにも見えるけど」と問われると、こう語った。

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「いや、まったくそんなところはない。たしかに、試合中はそう見えるかもしれないけど(笑)。でも、素顔は本当に素晴らしい人なんだ。とくに感心するのが、俺たちにいつも的確なアドバイスをくれるところ。その意味では、ズラタンはもう1人の監督と言ってもいい。俺たちも当然、彼のことを尊敬しているしね。アドバイスだけじゃなくて、時にはガッツリと叱ってもくれる。だから俺たち若手には、『いつも見守ってもらっている』って安心感があるのさ」

 現在のミランは23歳のテオを含めて陣容の大半が20代前半という若いチームだが、ここ1年ほどの彼らの成長ぶりは目を見張るばかり。その裏には名伯楽であるステーファノ・ピオーリ監督の指導はもちろん、39歳のイブラヒモビッチによる叱咤激励があるようだ。

 はたして「ズラタン+若手」のミランは、10年ぶりのスクデットを勝ち取れるか。要注目だろう。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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