２月６日、ポルトガル１部のポルティモネンセに入団すると発表した本田圭佑が、現地メディア向けの会見を行なったようだ。公式HPでその様子が明らかになった。

　現地では契約は今シーズン終了までの半年間で、１年の延長オプションが付くと報じられている。本田は会見で「オファーをいただけたことに感謝したい」と述べ、「満足してもらえるような結果を選手として出していきたい」と意気込んだ。

　この会見の様子を、昨年12月までプレーしていたブラジルのメディアも報じている。大手メディア『globo』は、「ヨーロッパに戻りたいと自身が手掛ける音声サービスで明かしていた本田は、ポルトガルのクラブに入団することになった」と伝えている。

「34歳になった本田は、彼にとって（日本を含め）８か国でのプレーとなる。これまでにオランダ、ロシア、イタリア、オーストラリア、メキシコ、そしてブラジルでプレーしてきた」

　そして、本田がブラジルでは「期待には応えられなかった」と綴った。

「彼は昨年末にボタフォゴに別れを告げた。９か月間滞在し、27試合に出場して３ゴールを記録。たしかにいくつか良いパフォーマンスを見せていたが、ファンが期待するような存在にはなれなかった。クラブの姿勢やフロントとの軋轢も契約を解除した原因のひとつだったとされる」

　また、ブラジル紙『LANCE!』も本田のポルティモネンセ入りを報じており、「彼はポルトガル・リーグで残留に苦しむチームで奮闘することになる」と報じている。

　ちなみに、本田は負傷を抱えており、チームトレーニングや試合にすぐに参加することはないようだ。現在15位で残留争いのさなかにある状況で、ベテラン戦士がいつ加わるのか、現地でも注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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