「もっと不満を言うべきだった」マンUのスールシャール監督、“誤審”で敗れたチームに“狡猾さ”を要求!「良いヤツ過ぎる」

2021年02月02日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「多少のずるさも学んでいかなければ」

「人的ミスは問題ない」と認めたうえで、選手たちへ“ズルさ”を求めたスールシャール監督。(C)Getty Images

 現地時間1月27日のシェフィールド・ユナイテッド戦に敗れ、マンチェスター・ユナイテッドは首位から陥落した。オレ・グンナー・スールシャール監督は、最下位相手に屈した一戦を振り返り、チームに"狡猾さ"を求めているようだ。

 試合では、GKとの接触後のゴールを巡り、両チームで明暗が分かれた。シェフィールドは得点が認められた一方で、ユナイテッドは認められなかったからだ。その後、一度は同点に追いつきながらも勝ち越しを許したユナイテッド陣営は、判定への不満を表していた。

 米スポーツチャンネル『ESPN』によると、スールシャールは2月1日の会見で、報告書では2つの判定ミスがあったとされていることを明かしたうえで、「人的ミスはまったく問題ない。理由も理解している」と述べた。
 
「残念ながら、それらは我々に不利に働いた。もっと不満を言うべきだったのかもしれない。私たちは"良いヤツ"の集まりなんだ。試合再開前に見直させるべきだったかもしれない。そういうことから多少のずるさも学び、モチベーションやエネルギーとしなければいけない」

 シェフィールド戦で敗れたのに続き、アーセナル戦をスコアレスドローで終えたユナイテッドは、首位マンチェスター・シティに3ポイント差をつけられた。2日のサウサンプトン戦は、翌日にバーンリー戦を控えるシティに重圧をかけたい一戦だ。

 だが、スールシャールは「自分たちにコントロールできるのは、自分たちのパフォーマンスや結果だけだ。我々はそれに集中している」と話した。

「タイトなシーズンだから、決定要因はたくさんある。他チームのことを心配せず、自分のパフォーマンスに集中している限り、タイトルレースのことは考えられない。5月にどうなるかは、今は想像もつかないんだよ」

 シーズンが終わったとき、ユナイテッドはシェフィールド戦を過去のこととして笑い飛ばせるか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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