「タクミは優れた攻撃オプションをもたらす」電撃加入の南野拓実にサウサンプトン指揮官が太鼓判!「我々にふさわしいプロファイル」とは?

2021年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームに深みをもたらしてくれる」と期待

サウサンプトンへのレンタル移籍が決定した南野はレギュラーの座を奪えるか。 (C) Getty Images

 2月2日、プレミアリーグのサウサンプトンは、リバプールに所属する日本代表FWの南野拓実を、今シーズン終了までのレンタルで獲得することを発表した。

 リバプールで2年目を迎えた今シーズンは、ここまで公式戦17試合に出場して4ゴール・2アシストをマークしたものの、出場機会は限られ、とりわけプレミア初ゴールを挙げた昨年12月19日のクリスタル・パレス戦以降は出番が激減していた。

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 出場機会を求めて、いわゆる"デッドラインデー"に移籍を決断した26歳のサムライ戦士を、指揮官も歓迎しているようだ。

 サウサンプトンを率いるオーストリア人のラルフ・ハーゼンヒュットル監督、は、クラブのホームページを通じて、次のようなコメントを発表している。

「今シーズンの残りの期間、タクミをチームに迎えることができ、とてもうれしく思う。彼は、我々に優れた攻撃オプションをもたらす手助けをしてくれるだろう。重要なのは、我々にふさわしいプレーヤーのプロファイルを持っていることだ。これにより、大事な時にチームに深みをもたらしてくれる。トレーニングで彼と一緒に仕事を始めるのを楽しみにしている」

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 就任3年目のハーゼンヒュットルは、「オーストリアのクロップ」の異名を持ち、かつて南野が所属したザルツブルクと同じレッドブルグループが所有し、同様のスタイルで戦うRBライプツィヒを率いた経験を持つ。

 志向するのは、ハイライン&ハイプレスのアグレッシブなサッカーで、日本代表FWはザルツブルクとリバプールでこの戦術を経験済み。「我々にふさわしいプロファイル」とはこの点を指しているのだろう。

 シーズン前半で快進撃をみせたものの、ここにきて3連敗とやや調子を落とし、現在11位のチームで、南野はレギュラーの座を奪えるか。新たな挑戦が始まった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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