「DFを追いかけることばかりに注意を…」“沈黙”の久保建英に現地メディアが皮肉! 初起用のシャドーでの採点は?

2021年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「危険なゾーンには侵入したが…」

アラベス戦で先発し、79分までプレーした久保。 (C)Getty Images

 1月31日に開催されたラ・リーガ第21節で、久保建英が所属する13位ヘタフェが、18位のアラベスとホームで対戦。スコアレスドローに終わった。

 3試合連続のスタメン出場となった久保は、CBジェネの出場停止や怪我人続出の影響で、ホセ・ボルダラス監督が3-4-2-1を採用したため、これまでの右サイドハーフではなく2シャドーの一角に入ってプレーした。

 ファウルが多く、激しい肉弾戦となるなか、久保も厳しいマークに遭い、なかなかチャンスを作り出せない。32分には、左サイドから持ち上がったMFマウロ・アランバリからパスを受け、エリア内でシュートを放つも、DFに当ってGKにキャッチされた。シュートはこれ1本に終わっている。

【動画】久保建英が激しいマークに遭いながらも奮闘!アラベス戦のプレーをチェック
 
 79分でベンチに退いた久保に、採点で1点(3~0点)をつけたスペイン紙『AS』は、寸評で次のように綴り、攻撃よりも守備での貢献が光ったと、皮肉を込めた評価をしている。

「これまでの試合よりも内側でプレーし、危険なゾーンには侵入したが、シュートを打つことはなかった。守備面での手助けと(敵CBの)ドゥアルテを追いかけることにはるかに注意を払っていた」

 また、『MARCA』紙の採点も1点と、他の選手と同様に厳しい評価に終わっている。

 1-5で大敗を喫した前節のアスレティック・ビルバオ戦に続き、攻撃で違いを見せられなかった久保。レギュラー確保に向け、次節のセビージャ戦(現地2月6日開催)ではアピールをしたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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