「恐怖のJリーグ王者」「破壊力は震撼もの」広州恒大と同組の川崎に中国メディアが最大級の警戒!【ACL】

2021年01月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

中国王者と対戦する名古屋の評価は?

中国メディアからも注目されている川崎。ACLは初めての経験となる三笘(左)らの活躍に期待がかかる。(C)SOCCER DIGEST

 1月27日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2021の組み合わせ抽選会がマレーシアのクアラルンプールで行なわれた。

 日本勢は川崎フロンターレ(J1・1位、天皇杯優勝)とガンバ大阪(J1・2位)、名古屋グランパス(J1・3位)の出場が決定。セレッソ大阪(J1・4位)は4月14日に実施されるプレーオフに勝てば、本戦に進むことができる。

 各国メディアもこのドローの結果を伝えている。なかでも注目を集めているのは、Jリーグ王者の川崎と過去2度のACL制覇を果たしている中国の強豪、広州恒大が同居したグループIだろう。

 中国のポータブルサイト『テンセント』は、川崎について「国内リーグとカップを制した2冠王者で、日本の最強チームだ」とし、こう紹介している。

「川崎は昨シーズンに88ゴールを記録した。その破壊力は本当に震撼させるほどで、攻撃パターンも非常に豊富だ」

 ただ、MFパウリーニョやFWエウケソンをはじめ、タレント揃いの広州恒大も「過小評価することはできない」とし、「パウリーニョが(故障から)スムーズにチームに復帰できれば楽しみだ」と綴っている。

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 中国スーパーリーグ王者の江蘇蘇寧と同じ組になった名古屋に関しては、「昨シーズンのJリーグで最も失点の少ないチームで、34試合で28点しか許していない。彼らの守備能力は明らかであり、グループGで蘇寧の最大のライバルとなる」と評価。堅守速攻とトータルフットボールが売りの江蘇蘇寧との対戦は、「慎重な試合になるだろう」と見立てている。

 また、同じく中国のスポーツメディア『新浪体育』も、組み分け決定のニュースを伝える記事で「広州恒大がJリーグの恐怖の王者と相対する。34試合・88ゴール。2位との勝点差は18ポイントだ」と見出しを打った。川崎がどれだけ注目されているがわかるだろう。

 グループステージは、4月21日から5月7日にかけて集中開催で実施される。Jリーグ勢が手強い中国勢を相手にどんな戦いを見せるか。大いに注目だ。
 

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