「新しいストライカーを見つけた」エイバルGKの10年ぶりの“偉業”に反響続々!「アザールと並んだ」

2021年01月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「2020年はワイルドだったが、2021年は…」

PKでプロ初ゴールを奪ったGKドミトロビッチ。(C)Getty Images

 現地時間1月21日に開催されたラ・リーガ第19節で、乾貴士と武藤嘉紀が所属するエイバルは首位のアトレティコ・マドリーとホームで対戦し、1-2で敗れた。両日本人選手が揃って先発したこの試合で、10年ぶりの記録が生まれ話題となっている。

 スコアレスで迎えた9分だった。ロングボールに反応した武藤がヤニック・カラスコとの競り合いで倒され、PKを獲得。キッカーはなんとGKのマルコ・ドミトロビッチ。相手GKの逆をつく冷静なシュートでネットを揺らしてみせた。

【動画】武藤が奪ったPKを決める!エイバルGKによる10年ぶりの偉業はこちら

 セルビア代表守護神はこれがプロキャリア初得点。現地紙『AS』によれば、リーガでのGKのゴールは、2011年にダニエル・アランスビアがヘディングで奪って以来7人目となった。これにはファンからも大反響で、SNS上には次のような興奮のコメントが続々と寄せられている。
 
「これは素晴らしい」
「大好き」
「なんてクールなんだ」
「もっと多くのキーパーがペナルティを蹴ってくれ!」
「新しいストライカーを見つけた」
「2020年はワイルドだったが、2021年はそれ以上だ」

 また、世界中のメディアも"一大事"をこぞって報じており、米スポーツチャンネル『ESPN』の公式ツイッターでは「エイバルのGKは今シーズン、エデン・アザールとリーガで同じ数のゴールを決めた」と皮肉たっぷりにインパクトの大きさを表現している。

 試合後に、他の選手がPKを外しているなかで、自身がキッカーを務めたのは「監督のアイデア」と明かしたドミトロビッチ。今後も背番号1が大役を担うのか、その動向に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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