堂々の1位は驚異の125億円まで急上昇! コロナ禍の2020年に最も市場価値を高めた選手ランキングを紹介

2020年12月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

経済打撃を受けたサッカー界で声価を高めたのは――

今回の市場価値ランキングには、ハーランド(左上)、デイビス(右上)、B・フェルナンデス(左下)、フォデン(右下)らいずれも2020年に出色のパフォーマンスを披露した名手たちが入った。 (C) Getty Images

 新型コロナウイルスによるパンデミックで、サッカー界も大きな経済的打撃を受けた。各国のリーグやクラブは厳しい状況下でのやり繰りを強いられており、一時期のように天文学的な金額での移籍が実現する可能性は低くなっている。

 それでも、ピッチでの活躍が市場価値を高めることに変わりはない。スペイン紙『Marca』は、移籍情報サイト『Transfermarkt』のデータを参考に、この1年でもっとも市場価値を高めた選手たちのランキングを紹介した。

 堂々のトップに立ったのは、1月にレッドブル・ザルツブルクからドルトムントに移籍し、今シーズン終了後の去就が早くも騒がれているアーリング・ハーランドだ。現在の市場価値は1億ユーロ。1年で5500万ユーロも上昇した。
 
 その「ノルウェーの怪物」と同じ上昇幅だったのが、アルフォンソ・デイビスだ。所属するバイエルンのブンデスリーガ、DFBポカール、チャンピオンズ・リーグの3冠を達成に貢献した20歳のカナダ代表DFは、8000万ユーロの市場価値と評価されている。

 デイビス同様に8000万ユーロの市場価値で、上昇幅は4000万ユーロと3位だったのがアンス・ファティ。その後、ブルーノ・フェルナンデス、フィル・フォデン、メイソン・グリーンウッド、ジョバンニ・レイナが、上げ幅3000万ユーロで続いた。

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