アトレティコ・マドリーが、冬に新たなストライカーを獲得することになるのだろうか。

　スペイン紙『AS』は12月27日、ジエゴ・コスタがクラブに退団を申し出たと報じた。家庭の事情で契約の解消をアトレティコに要望したという。

　記事によれば、アトレティコは選手の希望をかなえる姿勢で検討する様子。D・コスタの契約は今シーズンいっぱいまでとなっているが、１月に新天地へ向かうことになりそうだ。

　アトレティコでラ・リーガやコパ・デル・レイ、ヨーロッパリーグを制し、２度のUEFAスーパーカップ優勝を経験しているD・コスタだが、チェルシーで３シーズンを過ごし、2017-18シーズンに復帰してからは、毎年負傷に苦しめられてきた。

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　ルイス・スアレスが加入した今シーズンも、D・コスタは10月下旬から戦列を離れ、12月19日のエルチェ戦で復帰したばかり。このエルチェ戦を含めて２得点を挙げているが、試合出場はリーガでの７試合にとどまっている。スタメンに名を連ねたのは２試合だけだ。

　それでも、AS紙はD・コスタがディエゴ・シメオネ監督にとって「重要だった」とし、すでに複数のオファーがあるとも報じている。選手が最善の選択肢を検討しているようだ。

　アトレティコは13試合を消化し、レアル・マドリーと並ぶ32ポイントで首位に立っている。ただ、消化はマドリーより２試合少ない。2013-14シーズン以来７年ぶりとなるリーグタイトルが期待されている。

　その中でこのストライカーが退団することになれば、アトレティコが代役確保に動くことも考えられる。D・コスタの新天地、そしてアトレティコの動きに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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