「クボの居場所がなくなった」2戦連続出番なし…久保建英の去就を現地大手紙が報じる!「退団こそが全員に利益をもたらす解決策」

2020年12月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クボは育成選手に追い抜かれた」

まさかの2試合連続で出番なしに終わった久保。(C) Getty Images

 現地時間12月22日に開催されたラ・リーガ第15節のアスレティック・ビルバオ戦で、ビジャレアルの久保建英はまさかの2試合連続の出番なしに終わった。

 しかも、久保のライバルのひとりであるBチーム所属のジェレミ・ピノが、同点ゴールを挙げる活躍。これを受けて、スペイン紙『MARCA』は、日本代表MFの去就について報じている。

「クボの居場所がなくなった」という見出しの記事で、同紙は久保が「ピノやフェルナンド・ニーニョ、アレックス・バエナといった下部組織で育成された選手に追い抜かれた」と指摘。出番なしに終わったビルバオ戦は、ウナイ・エメリ監督の計画から外れたクボの状況が、改善されないことを明らかにしている」と綴っている。
 
 また、ビジャレアルはレンタル料と年俸合わせて500万ユーロ(約6億2500万円)近くを負担しているうえ、ビセンテ・イボーラが大怪我を負ったことで、冬の移籍市場での補強を考えており、「日本人の出発を歓迎している」と綴り、こう結論づけている。

「プレーヤー、ビジャレアル、保有するレアル・マドリー、すべての関係者に利益をもたらす退団という形で解決策を見つけるために、今後数週間が決定的になる可能性がある」

 果たして、残留を望んでいるとされる久保は退団に向かうのか。今後の動向に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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