【J1採点&寸評】鹿島1-1C大阪|ドロー決着も熾烈なデッドヒートを制したのはセレッソ!最大の功労者は…

2020年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島――終了間際の猛攻も叶わず、負けに等しい引き分け

【警告】鹿島=三竿(32分)、永木(56分) C大阪=なし
【退場】鹿島=なし C大阪=なし
【MAN OF THE MATCH】キム・ジンヒョン(C大阪)

[J1リーグ34節]鹿島1-1C大阪/12月19日(土)/カシマ

【最終節PHOTO】C大阪がACL出場に望みをつなぐ4位が確定。鹿島はACL圏外の5位フィニッシュ

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5

ACL出場の可能性をつなぐには勝つしかなかった。83分に先制されたものの、その7分後にエースの一発で振り出しに戻す。終了間際の猛攻も叶わず、負けに等しい引き分けに泣く。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6

鮮やかなシュートによって失点したが、ハイラインの背後のスペースを適時カバーしつつ、79分の1対1のピンチでは身体を投げ出して止めた。

DF
6 永木亮太 5.5(64分OUT)

右SBとして高い位置取りをしながらクロスを供給するなど、積極的に攻撃に絡んでいく姿勢を見せたが、なかなか実を結ばなかった。

39 犬飼智也  6
攻撃時のセットプレーでは虎視眈々とゴールをねらった。こぼれ球に反応した後半アディショナルタイムのシュートは惜しくもGKの正面を突き、値千金の逆転弾とはならず。
 
28 町田浩樹 5.5
立ち上がりから天を仰ぐようなパスミスを繰り返してしまった。ドリブル対応も後手を踏むケースが散見され、"自分の間合い"で勝負できていなかった印象だ。

5 杉岡大暉 5.5
およそ2か月ぶりの公式戦。しかも試合直前のスタメン変更に伴い、急きょピッチに立った。実戦感覚を呼び覚ますまでに時間がかかるも同点ゴールへの足掛かりとなるロングフィードを送った。

MF
20 三竿健斗 5.5(78分OUT)

32分、ビルドアップ時のミスを挽回しようと手が出てしまい、警告を受ける。前半のうちに"2枚目か"と思われるような微妙なコンタクトもあり、その後、持ち前のアグレッシブさがトーンダウン。

4 レオ・シルバ 6
攻撃に有効なスペースを見つけられずに苦慮。業を煮やしたのか、自らドリブルで持ち込み、相手選手と正面衝突し、ヒヤリとするシーンも。
 

次ページ鹿島――「相手は引き分け狙いであることは分かっていた」と指揮官

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事