伊東純也同僚のデンマーク代表DFが1月にアタランタ移籍か。指揮官のリクエストで交渉中と現地報道

2020年12月17日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

メーレ自身はステップアップを希望しているとも

アタランタへの移籍が噂されるメーレ。(C)Getty Images

 アタランタが冬の移籍マーケットで、右ウイングバックの補強に動いているようだ。12月16日、『sky sports』はアタランタが昨夏に続いて、ベルギーのヘンクに所属するデンマーク代表DFヨアキム・メーレ(23歳)の移籍交渉を行なっていると報じた。
 
 アタランタの右ウイングバックのレギュラーは、オランダ代表のハンス・ハテブールが務めているが、そのバックアッパーが心許ない。2020年の夏にバレンシアからイタリア代表のクリスティアーノ・ピッチーニを、サンプドリアから元イタリアU-21代表のファビオ・デパオーリをそれぞれレンタル補強したが、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は2人の働きぶりに満足しておらず、クラブに新戦力をリクエストしたという。
 
 そこでアタランタは20年夏の移籍マーケットでも獲得に動きながら、最終的には手に入れられなかったメーレを、ふたたびターゲットにしているというのだ。メーレとヘンクの契約は23年までで、移籍金は推定1000万ユーロ(約12億5000万円)。メーレ自身はステップアップを希望しているという。
 
 メーレはデンマークのオールボーから17年7月にヘンクへ移籍すると、すぐにレギュラーポジションを奪取。今シーズンもここまで国内リーグで全16試合にフル出場している。20年9月にはデンマーク代表にもデビューした期待の新星だ。
 
 ヘンクからヨーロッパのトップリーグに旅立った選手は、GKティボー・クルトワ(現レアル・マドリー)、DFカリドゥ・クリバリ(現ナポリ)、MFケビン・デ・ブルイネ(現マンチェスター・C)、MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(現ラツィオ)らがおり、アタランタには17年7月にDFティモティー・カスターニュ(現レスター)が、19年7月にはMFルスラン・マリノフスキが移籍している。メーレも彼らに続いて、トップリーグに羽ばたいて行くのか注目したい。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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