「相手の出方を窺いすぎて…」レンヌ戦に緊急出場したマルセイユ長友佑都、現地メディアの評価は?

2020年12月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベンチスタートも、20分からスクランブル出場

フランスで苦境が続いている長友。(C)Getty Images

 現地時間12月16日、リーグ・アンの第15節が行なわれ、酒井宏樹、長友佑都が所属するマルセイユは、敵地でレンヌに1-2で敗れた。チームの連勝は6でストップしている。

 酒井は右SBで先発。長友はベンチスタートとなったが、20分に左SBのジョルダン・アマビが負傷したため、緊急出場した。

 試合は24分にパペ・ゲイエが先制ゴールを叩き込んだが、36分に2枚目のイエローカードで退場。その後、数的不利となったマルセイユは前半はしのぎ切ったが、63分に同点ゴールを許し、83分には逆転された。

 敗れたこともあり、現地メディアのマルセイユの選手に対する評価は、軒並み低調なものとなっている。そんななか、途中出場の長友はどう評価されたのか。
 
 現地メディア『actufoot13』は、3つ星で「2」を付ける及第点を与えた。寸評では「試合に入り込むのに苦労をした。同点弾は彼のサイドから叩き込まれた」としている。また『LE PHOCEEN』は10点満点中「4.5」とチーム内最低タイの評価で、「アマビと20分に交代してプレー。いつも落ち着いているわけではない」と評している。

 そして『maxfoot.fr』は10点満点中、チーム最低の「3.5」をつけ、「相手アタッカーに対して大苦戦していた。同点弾の際は相手の出方を窺いすぎて、後ろめたさを感じた」と辛口評価を与えている。

 アマビの復帰でベンチスタートとなっていた長友だが、同プレーヤーの負傷で、再び出番が巡って来る可能性が高まっている。現地も厳しい目を向けているなか、34歳のベテランは自身のプレーで、その評価を覆すことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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