「ユナイテッドとは終わった」敏腕代理人ライオラがポグバのマンU退団を明言!「次の移籍市場で出ていく」

2020年12月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今のところ彼に契約延長の意志はない」

マンUで不振に喘いでいるポグバは、代理人を通して退団の可能性を表沙汰にした。 (C) Getty Images

 数々のビッグディールを取り仕切ってきた敏腕代理人ミーノ・ライオラが、来年1月に開く冬の移籍市場での去就が注目されるポール・ポグバに関して気になるコメントをした。

 約4年前に移籍金8900万ポンド(約124億6000万円)というエポックメーキングな金額でユベントスからマンチェスター・ユナイテッドへ電撃的なカムバックを果たしたポグバ。だが、度重なる怪我に悩まされ、まったく期待に応えられていない。それどころか、ピッチ外の言動ばかりがクローズアップされ、風当たりは日増しに強まっている。

 そんな赤い悪魔で不振に喘ぐフランス代表MFを顧客に持つライオラは、現地時間12月7日にトリノを拠点とする伊紙『Tuttosport』のインタビューで、「ポール・ポグバとマンチェスター・ユナイテッドは終わった」と明言したのだ。

 ユナイテッドとポグバは2022年6月までの契約を締結しているが、ライオラは「犯人を捜す時間は無駄だ」として、こう続けた。

「ポールはマンチェスター・ユナイテッドで思うように自己表現ができないことを不満に思っている。彼はチームを変え、空気を変えなければいけない。彼はクラブと1年半の契約を残しているが、両方にとって最善策となるのは、次の移籍市場で出ていくことだ」
 
 およそ1か月後(来年1月1日)に迫った冬の移籍市場での退団をキッパリと明言したライオラは、「マンチェスター・ユナイテッドはフリートランスファーで彼を失うリスクを理解している」とも話している。

「今のところ彼に契約延長の意志はない。となれば、オールド・トラフォードのクラブはタダでポールが出ていってしまう危険を考えなければいけない。もしも、誰かがそれを理解していないのであれば、彼らはフットボールを微塵も理解していないことになる。いずれにしても、ポールが来夏に出ていくことになれば、彼らに私を非難させてくれ」

 急転直下で電撃退団の可能性が高まったポグバ。はたして、ライオラが放った一連の発言をユナイテッド側はどう捉えるだろうか。いずれにしても買い手となるクラブの動向を含め、今後の展開が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【動画】鮮烈ミドルで復活をアピール!? ポグバの最新ゴールシーンはこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事