神戸の躍進はどこまで続くのか!ACLでも千両役者ぶりを発揮するイニエスタ「まだまだ歴史を作り続けていきたい」

2020年12月08日 サッカーダイジェスト編集部

値千金の先制点を奪ったのは、やはりイニエスタだった

上海上港戦で先制ゴールを決めたイニエスタ(右)。神戸が躍進を続けるための最大のキーマンだ。(C)VISSEL KOBE

 ACLに参戦中のヴィッセル神戸は12月7日、ラウンド16で上海上港と対戦。2-0で勝利を収め、準々決勝へと駒を進めた。

 押し込まれた序盤を凌いだ神戸は、徐々にリズムを掴んでいく。絶対軸であるアンドレス・イニエスタを中心に、テンポの良いパスワークで相手ゴールへと迫っていった。

 値千金の先制点を奪ったのは、やはりイニエスタだった。

 31分、山口蛍からの縦パスを受けると、華麗なターンで前を向き、細かいタッチで相手DFをかわしていく。そして、最後は左足を素早く振り抜き、ネットを揺らしてみせた。
 
 その後、50分には古橋亨梧のクロスにゴール前で合わせた西大伍の追加点で、見事に難敵を下した。

 殊勲のイニエスタは以下のように試合を振り返り、今後の戦いに意気込む。

「ゴールを決めることでチームの勝利、次のラウンドへの進出に貢献することができてとても幸せです。まだまだ歴史を作り続けていきたいですし、難しいことだとは思いますが、(可能な限り)たどり着けるところまで勝ち進んでいけるようチャレンジし続けなければなりません。今後の対戦相手がどこであれ、今日のように自分たちがピッチでやるべきプレーをし、準決勝進出をかけて戦いたいと思います」

 初出場の神戸はどこまで躍進を続けるのか。千両役者のイニエスタがカギを握っているのは間違いない。

構成●サッカーダイジェスト編集部
 

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