【横浜】「少し慌ててしまった」ドロー決着のGS最終節をポステコグルー監督はどう振り返るか?

2020年12月04日 サッカーダイジェスト編集部

ゲームを支配し、チャンスも多く作ったが…

決勝トーナメント進出を決めた前節から、スタメン全員を入れ替えて挑んだシドニーFC戦。幸先よく先制も、その後に追いつかれ、1-1の引き分けに終わった。(C)Y.F.M.

[ACLグループステージ6節]横浜1-1シドニーFC/12月4日/アルジャノブ・スタジアム

 すでに決勝トーナメント進出を決めている横浜は、グループステージ最終節でシドニーFCと対戦し、1-1のスコアで引き分けた。この結果、勝点を13に伸ばし、首位通過も確定させた。

 勝利でグループステージを終えることはできなかったが、試合後の会見でアンジェ・ポステコグルー監督は「良いプレーはできたと思うし、ゲームをコントロールして、たくさんのチャンスを作った」と振り返る。ピッチ状態は決して良くなかったが、そうした環境でも「選手たちは自分たちのサッカーを見せてくれた」と評価した。

 課題を見出すとすれば、フィニッシュの精度か。たしかにチャンスの数は少なくなかったが、奪ったのはわずか1得点のみ。指揮官は「ゴール前での落ち着き。そういうところで少し慌ててしまった部分がある」と指摘した。

 次はいよいよ一発勝負の決勝トーナメントが始まる。「アプローチは変えない」と、ポステコグルー監督は自慢のアタッキング・フットボールを貫く構えを示し、「疲れがあるなかでも自分たちは前向きに捉えているし、フレッシュな状態で次の試合を迎えられるよう、良い準備をしたい」と意欲的に語った。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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