「どうぞ、出ていってくれ!」元マンU伝説OBが燻り続けるポグバを酷評!「いつも移籍のことばかり…」

2020年12月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ユナイテッドに100パーセントを捧げたいなら…」

ユナイテッドで本領を発揮しきれずにいるポグバにクラブOBが非難した。 (C) Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドに復帰して以来、ポール・ポグバに対する風当たりは、強まるばかりだ。

 約4年前に移籍金8900万ポンド(約124億6000万円)というエポックメーキングな金額でユベントスからの電撃的なカムバックを果たしたポグバ。だが、度重なる怪我に悩まされ、大きな期待に応えられていないのが現状だ。

 昨夏に日本のイベントで退団を仄めかすなど、ピッチ外の言動ばかりがクローズアップされるポグバは、今シーズンも公式戦での出場12試合で先発機会が5回しかなく、ピッチ内でのパフォーマンスにスポットライトが当てられる日は減少している。

「盟主再興」の旗頭になることを期待されながら、年々自信を喪失していっている感が否めないフランス代表MFには、周囲からの批判も相次いでいる。黄金期を迎えていた90年代のユナイテッドを支えたレジェンドであるアンドレイ・カンチェルスキスもその一人だ。

 名将アレックス・ファーガソンのチームで、エリック・カントナやライアン・ギグスたちと共に輝きを放った元ロシア代表MFはポグバについて、自身がアンバサダーを務めている米ブックメーカー『American Gambler』で、「彼はいつも出ていくことばかりを話していて、残念で仕方がない」と酷評した。
 
「彼はいつも口を開けば、ユナイテッドから出ていくことばかりを話している。だから、私はどうぞ、出ていってくれと思うね。ポグバは『あれが気に入られない』とか『僕はこれが好きじゃない』とか言いたい放題だ。だから出ていけばいい。彼が出ていっても問題はないよ。チームも今すぐにでも放出するべきだ」

 さらにカンチェルスキスは、「ミーノ・ライオラ(ポグバの代理人)が悪影響なんだ」とも続け、「こんなに難しい時期は経験したことがない」と話していたポグバに、こうメッセージを送った。

「本当にユナイテッドのために100パーセントを捧げて、プレーしたいのであれば、心を開いて、チームのために全身全霊を尽くすべきだ。ピッチ内外でね。でも、今の彼はそれができていない。良い選手なだけに残念で仕方がないよ」

 今シーズン終了後にユナイテッドとの契約が満了となるポグバ。一部報道では、レアル・マドリーへの移籍やユベントスに電撃復帰の可能性が報じられているが、ユナイテッドで本領を発揮できないまま、再びイングランドを離れるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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