「これ以上は求められない」リーガ初弾の武藤嘉紀を厳格なエイバル指揮官も絶賛!「ダイナミズムを注入してくれた」

2020年12月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

左足でゴールにねじ込む

ベティス戦で待望のリーガ初ゴールを奪った武藤。レギュラー奪取に向け大きな1点となった。(C) Getty Images

 待望の瞬間がやってきたのは、スコアレスで迎えた49分だった。

 現地時間11月30日に開催されたラ・リーガ第11節で、乾貴士と武藤嘉紀と所属するエイバルは、ベティスと敵地で対戦。後半の立ち上がりに、2-0の快勝を呼ぶ込む先制ゴールを挙げたのが1トップで先発した武藤だった。

 ブライアン・ヒルのCKをエスタバン・ブルゴスがヘッドでコースを変えたところを見事に反応。左足で合わせ、ゴールにねじ込んでみせた。

【動画】見事な得点嗅覚!武藤が決めた待望のラ・リーガ初ゴールはこちら
 出場8試合目にして待ちに待ったリーガ初ゴールを決めた日本代表FWを、厳格なことで知られるホセ・ルイス・メンディリバル監督も手放しで絶賛している。

「彼はチームにダイナミズムを注入してくれた。我々が彼に求めているタスクを理解していることを、全員に見せてくれた。素晴らしいプレーをし、(足がつって)最後は倒れた。それこそが、我々が選手に求めていることだ。彼はゴールを決め、トップで素晴らしかった。これ以上は求められない」

 ゴールが奪えない間も、我慢して使い続けてくれた指揮官の期待に応えた武藤。レギュラーに確保に向け、格好のアピールとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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