【横浜】今大会初黒星も悲壮感なし。指揮官が「内容には満足」する理由とは?

2020年11月29日 サッカーダイジェスト編集部

「選手たちが素晴らしいプレーを見せてくれた」

試合には敗れたが、ポステコグルー監督は「ゲームを支配して、コントロールできた」ことを評価した。(C)Y.F.M.

[ACLグループステージ4節]横浜1-2上海上港/11月28日/アルジャノブ・スタジアム

 今大会初黒星を喫したが、悲壮感はない。

 開幕3連勝中の横浜は11月28日、グループステージ4節で上海上港と対戦。引き分け以上の結果で決勝トーナメント進出を決められたが、結果は1-2の敗戦。14分に先制され、21分にオナイウ阿道が同点ゴールを挙げるも、55分に勝ち越されて、試合はそのままタイムアップとなった。

 試合後の会見で「結果的には残念でしたけど」と切り出したアンジェ・ポステコグルー監督は、「ピッチ上では選手たちが素晴らしいプレーを見せてくれたと思います」と、チームの健闘をたたえた。

「最初から自分たちが良いチャンスを作りながら、自分たちのサッカーは見せられたと思います。サッカーというのは、良い内容でも負けてしまうこともあります。再開初戦からパフォーマンスは良くなりましたし、内容には満足しています」
 残り2試合でグループステージ突破を決めることができるか。12月1日に全北現代戦、同4日にシドニーFC戦が控えている。前回対戦ではいずれも勝利を収めている相手で相性は悪くないはずだが、「相手がどこだろうが、自分たちのサッカーをすることに集中したい」と、指揮官のスタンスにブレはない。

 まずは全北現代戦に向けて、「良い準備をすること」を重視し、「今日、見せた以上の自分たちのサッカーを見せられればいい」と意気込みを語った。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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