“大親友”マラドーナの死に神様ジーコも沈痛。「一緒にプレーする喜びを与えてくれた…」

2020年11月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

チャリティーマッチで同じチームでプレー

1982年のW杯ではともに10番を背負って対決したジーコ(手前)とマラドーナ。 (C)Getty Images

 偉大なレジェンドの訃報に、世界中のフットボール関係者から追悼のメッセージが寄せられている。ライバル国のスターだったジーコ氏もそのひとりだ。

 元ブラジル代表MFで、現在は鹿島アントラーズのテクニカルディレクターを務めるジーコ氏は、自身のインスタグラムを通じて、享年60年で急逝した"大親友"ディエゴ・マラドーナ氏への想いを綴った。

「水曜日はフリーキックの日。今日は、我々の世代の偉大なひとりに敬意を表したい」

「彼はオールスターズのゲームを盛り上げてくれた大親友で、一緒にプレーする喜びを与えてくれた。サッカーと、私たちの友情のためにしてくれたすべてのことに感謝している。どうか安らかに。神のご加護があなたの家族を癒やしてくれますように」
 
 このメッセージとともにマラドーナ氏が決めた直接FKの動画と、9枚の写真が投稿された。現役時代に対戦した貴重な写真や、05年にジーコ氏が主宰したブラジルでのチャリティーマッチで同じチームでプレーした様子が公開されている。この時、現役時代は叶わなかったを同僚としてのコンビネーションを心から楽しんでいたようだ。

 8枚目の写真は、マラドーナ氏が現役時代に背負った「10番」を含めた「アディオス(さようなら)」というメッセージになっている。

 ともにフットボール界のレジェンドと称えられ、母国の象徴だったふたり。"神様"ジーコはこれまでもマラドーナを「類まれなタレント。私よりうまい」と称えており、リスペクトし合っていた。かけがえない友人の喪失を深く悼んでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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