現地時間11月25日、元アルゼンチン代表MFのディエゴ・マラドーナが永眠した。現地メディアによれば死因は心臓発作。享年60歳だった。
 
　世紀のスーパースターの悲報にサッカー界から続々と追悼コメントが届いているが、ミランのFWズラタン・イブラヒモビッチも自身のインスタグラムを更新。こう綴った。
 
「マラドーナは死んでいない。彼は不滅だ。神は世界に最高のサッカー選手を与えました。彼は永遠に生き続けるだろう」
 

　そのイブラヒモビッチが所属するミランも、ツイッターで追悼。直接対決におけるマラドーナのハイライト動画を配信した。マラドーナはナポリ時代（1984～1991年）に２度のセリエＡ優勝を経験しており、とくにアリーゴ・サッキ監督の下で当時世界最強を誇ったミランをほぼ独力で打ち破った1989-90シーズンの活躍は語り草だ。
 
　その動画には２つのスーパーゴールが収められている。１つ目は、左斜めからきたボールを左足でトラップし、そのまま即座に左足で触ってDFとGKを抜いて流し込む超絶弾。２つ目はGKとの１対１で、ワンフェイントしてループシュートというこちらもゴラッソだった。

【動画】ミラン配信のマラドーナ超絶ゴール！

　ミランにとっては悔しい失点のはずだが、クラブは「あなたと対戦できて光栄でした」と綴っている。マラドーナの偉大さを改めて実感させられる動画とコメントだった。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部