【J1採点&寸評】名古屋3-1湘南|流動的なアタッカー陣を高評価!最高殊勲は第一子誕生を自らのゴールで祝ったテクニシャン

2020年11月22日 今井雄一朗

名古屋――守備陣はポゼッションにも大きく貢献

【警告】名古屋=なし 湘南=舘(68分)
【退場】名古屋=なし 湘南FC=なし
【MAN OF THE MATCH】ガブリエル・シャビエル(名古屋)

[J1リーグ28節]名古屋3-1湘南/11月21日(土)/豊田ス

【チーム採点・寸評】
名古屋 6.5

先制されて追いつかれた前半も、後半勝負の作戦がはまって一気に勝負をつけた。相手のスタイルと用意した戦術が噛み合い、決定機もきっちり決めて快勝を収める。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
1 ランゲラック 6

相手の決定機は数えるほどで、それもセービングにかかる範囲にはなかった。全体としてのポゼッションにもしっかり加わり、安定感のあるゴール前を保った。

DF
34 オ・ジェソク 6.5

アグレッシブに駆け上がってくる相手のサイド攻撃に蓋をし、頑健な攻守で手堅い試合を下支え。右でも左同様の躍動感をしっかり見せた。

4 中谷進之介 6.5
人に強く行く守備では湘南の気迫を押し返し、起点となるFWへのプレッシャーも非常に速かった。ポゼッションでの判断力も正確で、相手の体力を削るボールキープにしっかりと参加。
 
3 丸山祐市 6.5
ペナルティエリアに侵入しようとする相手アタッカーの目論見を着実に潰し、ロングパスでも前に出てくる湘南の嫌なところを突き続けた。

23 吉田 豊 6.5
コロコロと入れ替わる眼前のサイドハーフたちの特徴を生かしつつ、ボールを安全地帯に運んでいく推進力も見事。相手ペナルティエリア付近へのオーバーラップも豊富だった。

MF
25 前田直輝 6.5

決定機こそ決められなかったが、動きの多い前線を機動力とボール保持の巧みさで支えた。阿部の得点も良いダイアゴナルランからアシストし、十分な活躍を見せた。

15 稲垣 祥 6.5
インターセプトが特に目立ち、そのポジショニングと駆け引きの妙が光った一戦。フィジカルと機動力に優れる相手にその勝負で一歩も引かず、中盤の防波堤となっていた。
 

次ページ名古屋――流動的なFW陣にはスムーズさも出てきた

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事