「特別な関係だった…」ドルトムント守護神が“夢のベスト11”に香川真司を選出! サムライ戦士の凄みを回想

2020年11月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

香川以外に選んだのは?

ドルトムント在籍時にはチームの攻撃を牽引する存在でもあった香川は、守護神にも強烈なインパクトを残したようだ。 (C) Getty Images

 香川真司のドイツ時代の輝きを知る守護神が、その凄みを語った。

 現地時間11月14日にドルトムントの公式YouTubeチャンネルに登場した守護神のロマン・ビュルキは、「私のドリームチーム」と題した企画のなかで、かつてチームメイトだった日本代表MFの香川を選出した。

 現在30歳のスイス代表GKは、2015年夏にフライブルクからドルトムントに入団して以来、守護神の座に君臨している。香川とは約4シーズンにわたってプレーし、16-17シーズンにはDFBカップ優勝にも貢献した間柄だ。

 今回の"ドリームチーム"にピエール=エメリク・オーバメヤン(現アーセナル)やユリアン・ヴァイグル(現ベンフィカ)、ヘンリク・ムヒタリアン(現ローマ)など、すでに退団してしまった選手を多く選んだビュルキは、4-2-3-1の2列目の左に香川を配置。次のように当時の思い出を振り返った。

「シンジとは彼がチームにいた3~4年の間、ずっとドレッシングルームのロッカーが隣で、近くに座っていたんだ。だから僕たちの関係はずっと特別だった」

 さらにビュルキは、香川のパフォーマンスについても、感慨深げに話している。
 
「シンジは一緒にいてとても面白い男だし、素晴らしいクオリティーを持つトップレベルのフットボーラーだよ。だからシンジを選んだんだ」

 以前に同じくドルトムントでプレーしていたポーランド代表FWのロベルト・レバンドフスキ(現バイエルン)も「彼はこの世の物とは思えないくらい素晴らしかった」と絶賛していた香川。そんなサムライ戦士のプレーは、今なおドルトムントを支える守護神の心にも深く刻まれているようだ。

 ビュルキが選んだ「ドリーム・イレブン」は以下のとおりだ。

【GK】
テディ・デ・ベール(GKコーチ)

【DF】
マルセル・シュメルツァー
ネヴェン・スボティッチ
マッツ・フンメルス
ウカシュ・ピシュチェク

【MF】
アクセル・ヴィツェル
ユリアン・ヴァイグル
香川真司
ヘンリク・ムヒタリアン
ジェイドン・サンチョ

【FW】
ピエール=エメリク・オーバメヤン

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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