「リーダーはたくさんいる!」闘将キーンの“リーダー不在批判”にマグワイアが猛反論! 元同僚スールシャールは――

2020年11月04日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

キーンの批判に反論

現在チームキャプテンとしてプレーしているマグワイアは、レジェンドOBからの批判に敏感に反応した。 (C) Getty Images

 強いリーダーシップで知られたレジェンドOBの指摘を、現在のキャプテンは快く思わなかったようだ。

 去る11月1日のプレミアリーグ第7節で、マンチェスター・ユナイテッドは、ポール・ポグバが献上したPKが決勝点となってアーセナルに0-1で敗れた。リーグ戦ではここ4試合で1勝しか挙げておらず、ユナイテッドは現在15位と苦しんでいる。

 試合後、元主将のロイ・キーンは、英衛星放送『Sky Sports』で、「今のユナイテッドには熱意がないし、何もない」と古巣を酷評。その際、「今のユナイテッドには、リーダーがいない。チーム全体にも、経験ある選手たちのなかにも、ね」とも述べた。

 これに対し、現主将ハリー・マグワイアは、「キーンの発言は知らない」としながらも、「僕たちはポジティブさを保っている」と話した。

「チームには多くのリーダーがいると断言できる。僕がキャプテンで、僕の周りにはスタッフや選手などリーダーシップがある人がたくさんいる。だから、このチームにはリーダーがたくさんいるのは確かだよ」
 
 一方、現役時代にキーンとプレーしたオレ・グンナー・スールシャール監督は、「ロイはいつも歯に衣着せぬ発言をする。私は、この選手たちがここで我々と一緒なのをとてもうれしく思っているよ」と述べている。

「私たちの仕事とは異なる。ロイの仕事は、彼の意見を言うことだ。私は常にロイが言うことに耳を傾ける。だが、我々は偉大な選手たちのグループとここで前進するよ。力強いグループだ」

 ユナイテッドは現地時間11月4日にチャンピオンズ・リーグのグループステージ第3節でイスタンブール・バシャクシェヒルと対戦する。欧州の舞台ではパリ・サンジェルマンを下し、ライプツィヒに5-0と大勝するなど好スタートを切っているだけに、その流れを保ちたいところだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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