「サラーは簡単に倒れ過ぎ!」ウェストハムOBがリバプール戦の“PKジャッジ”を嘆き「これからも軽い当たりで…」

2020年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「非常にソフトな当たりだった」

マスアクとの接触プレーで倒れ、PKを獲得したサラー。このシーンが物議を醸している。 (C) Getty Images

 現地時間10月31日、プレミアリーグ第7節でリバプールはウェストハムに2-1で勝利した。先制を許したものの、42分にモハメド・サラーが自ら獲得したPKを決めて追いつき、85分にディオゴ・ジョッタが決勝点を挙げている。

 だが、ウェストハムOBのトレバー・シンクレアは、アルトゥール・マスアクとの接触でサラーが倒れたことに対するPKの判定に納得がいかないようだ。ケビン・フレンド主審のジャッジには、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)のチェックが入ったが、判定は覆らなかった。

 試合後、英スポーツ専門ラジオ局『talkSPORT』で、シンクレアは「非常にソフトな当たりだった。フレンド主審がPKを与えたことも驚きだが、VARが撤回しないと決定したことにもっと驚いたよ」と述べている。

「私は、サラーがあまりに簡単に倒れたと思う。とても、とても軽いコンタクトだったじゃないか。彼はとても簡単に倒れた。まあ、サラーはこれを続けるだろうね」
 
 さらにシンクレアは、「こういうタックルにいくときは気をつけなければいけない。だが、それはサラーが倒れることを正当化するのか?わたしは違うと思う。何度も見てきた」と続けた。

「こういうPKを彼がもらい続けているという事実があるから、彼は続けるだろう。だから、審判たちがもっと強くなり、ああいうわずかなコンタクトで、倒れる理由がまったくない場合は、PKを与えるのをやめるべきだ。そうすれば、彼はそれをやめるだろう。でも、そうなるまでサラーはソフトなタックルで倒れ続けるだろうね」

 VARが導入されてからも、PKの判定を巡る議論は後を絶たない。各国リーグでジャッジに対する不満や批判の声が聞こえ続けている。いずれ、これらの問題がクリアになる日は訪れるのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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