「ケンゴがやっぱり一番…」引退発表の中村憲剛へ川崎公式が投稿した“ふろん太”からの動画にファン感動

2020年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「天皇杯取って、一番長いシーズンに!」

ゴール後のパフォーマンスでもファンを楽しませていた中村は、今季限りでの引退を発表した。写真:田中研治

 川崎フロンターレの中村憲剛が11月1日、現役引退を発表した。

 15時からの引退発表が終わると、川崎フロンターレの公式ツイッターは「このたび、川崎フロンターレに所属しております中村憲剛選手が、今季限りで現役を引退することとなりました。誰よりもケンゴのことが大好きだった『あの方』の想いをここに…」と引退会見中にも流されたビデオメッセージを投稿した。

「ケンゴへ」と始まる7分弱の動画では、中村憲剛の入団当初から、J2時代のデビュー戦、日本代表初選出やワールドカップ出場、そしてJ1リーグ初優勝、連覇、ルヴァンカップ制覇など節目ごとの78枚の写真を使ったスライドショーで、一つひとつの写真に川崎のマスコット"ふろん太"目線でコメントが添えられている。

 そのふろん太も公式ツイッターを更新し、「この約束の時間だけは永遠に来なければいいと思ってた。でもついに来ちゃった。僕はフロンターレに携わってくれた選手達全員が大好きだけど、ケンゴがやっぱり一番…僕なりの想いをたっぷりたっぷり詰め込んだつもり」とこの動画をリツイートした。

【動画】「涙が止まらない…」ふろん太からの憲剛愛が溢れるビデオメッセージ
 
 一連の投稿にファンや関係者も反応し、「ありがとう」「お疲れ様」などの労いのメッセージのほか、以下のようなコメントが寄せられた。

「昨日のバースデーゴールで完全に怪我から回復し、まだまだやれると思っていた次の日に」
「ずっと憲剛推しでいつかは引退くると分かっていても受け入れられず今もまだ泣いてます…」
「こうなったらリーグ戦&天皇杯を優勝してチーム初の2冠という最高のかたちで送り出してあげよう」
「天皇杯取って、一番長いシーズンにして終えよう!!」
「憲剛とACL取れなかったことだけが悔いです。ACLは憲剛が指揮を取ってる時に取りましょう!」
「感動的な動画をありがとうございます!」

 川崎ひと筋18年、クラブの顔とも言うべき背番号14番のラスト2か月の戦いから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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