「正直、価値のあるものはなかった」2年前にT・シウバ宅に空き巣に入った容疑者が、まさかの“真相”を暴露

2020年11月01日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

被害総額は当初報じられた10分の1以下

2年前の事件当時、T・シウバは試合の最中で、幸い家族も自宅にいなかった。(C) Getty Images

 今夏の移籍マーケットで8シーズン過ごしたパリ・サンジェルマンを退団し、チェルシーで新たな挑戦を開始しているチアゴ・シウバが、今から約2年前に遭った強盗事件の詳細が明らかとなり、再びフランスで話題となっている。

 2018年12月、当時パリ市内の高級住宅地にあったT・シウバの自宅が、空き巣被害に遭う事件が発生。総額120万ユーロ(約1億5000万円)相当の宝石類や時計を盗まれたと伝えられていた。

 しかし今年10月30日にフランスの『L’EQUIPE』紙が報じた、数か月前に逮捕されたこの事件の容疑者であるラチェットと共犯者のブークスが供述したとされる内容は、大きく違ったものだった。

「もっと高値で売れるものがあると期待して侵入したが、正直そこまで価値のあるものは見当たらなかった」

「金庫の他に20個ほど時計が置いてあったが、本人が宣伝していたモノでこれもそこまで高級品ではなかった」

「モノを売って手にした利益はせいぜい9万ユーロ(約1125万円)ほど。仲間と山分けして、そのほとんどをモロッコのナイトクラブやバーで使い切った」

 被害総額は当初報じられた10分の1以下だったようだが、T・シウバにとっては、被害に遭ったうえに、ダメ出しまでされるなんとも迷惑な話だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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