南野拓実が約1か月ぶり先発のリバプール、デンマーク王者に苦戦も“ライバル”のゴールで連勝!【CL】

2020年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

“控え組”中心のメンバーでCFに入る

CLミッティラン戦で先発し、60分までプレーした南野。 (C) Getty Images

 現地時間10月27日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第2節(D組)で、南野拓実が所属するリバプールが、デンマーク王者のミッティランをホームに迎えた。

 第1節のアヤックス戦を1-0で制したリバプールのユルゲン・クロップ監督は、この試合でターンオーバーを採用。"控え組"中心のメンバーを組み、今シーズンのプレミアリーグではまだ一度もスタメンがなかった南野も、10月1日のリーグカップ(アーセナル戦)以来、今シーズン公式戦3試合目の先発出場を果たした。

 開始早々の大ピンチをGKアリソンの好守で防いだリバプールはその後、ボールは70%以上支配するものの、なかなか決定機を作り出せない。

 サラー、マネ、フィルミーノが揃ってベンチスタートとなり、CFに入った南野に加え、オリギ、ジョッタ、シャキリで攻撃陣を構成するも、強力3トップとのクオリティーの差は明らか。前半終了間際、右SBのアレクサンダー=アーノルドのクロスに南野がヘッドで合わせたシーンも、枠を捉えられなかった。

 ハーフタイムにMFヘンダーソンに代えてヴァイナルダムを投入したホームチームは、55分にようやく先制点を挙げる。アレクサンダー=アーノルドがシャキリとのワンツーで深く抉り、折り返したところをジョッタが詰めた。

 南野の"ライバル"の一撃でリードしたレッズは、60分に南野とオリギを下げて、マネとサラーを投入。日本代表FWはインパクトを残すことができなかった。

 終盤は攻勢を強めたミッティランの攻撃に、ピンチを招くシーンもあったが、後半アディショナルタイムにカウンターからサラーがPKを獲得。これを自ら決めて、プレミア王者が苦戦を強いられながらも、2-0で勝利を飾った。

 11月3日に行なわれる第3節では、セリエA屈指の攻撃力を誇るアタランタと敵地で対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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