「(高橋義は)頭が良い、クレバーな選手」(金監督)
後半からボランチに入った高橋義はチームを活性化した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
[J1リーグ13節]湘南0-0鳥栖/10月21日(水)/Shonan BMW スタジアム平塚
前半の鳥栖は湘南に圧倒的に押されていた印象で、ボールの収まりどころがなく、ハイプレスを嫌ってラフなロングボールも多かった。金明輝監督も「湘南さんの組織的な守備に対して、前半は特になかなか活路を見いだせなかった」と頭を悩ませた。
そこで金監督が決断したのはハーフタイムでの2枚替え。金森健志とチアゴ・アウベスを下げ、高橋義希と小屋松知哉を投入したのだった。
すると前半とは打って変わって鳥栖がゲームを支配。サイドハーフの樋口雄太や2トップの石井快征、林大地にボールが収まり、円滑に攻撃を組み立てることができた。
その結果、右サイドバックの森下龍矢は、徐々に高いポジションを取ることに成功。攻撃で特徴を発揮していた湘南の左ウイングバック、畑大雅を守備に奔走させ、その存在感を薄くさせた。チームは得点こそ奪えなかったが、金監督の修正力は見事だ。
前半の鳥栖は湘南に圧倒的に押されていた印象で、ボールの収まりどころがなく、ハイプレスを嫌ってラフなロングボールも多かった。金明輝監督も「湘南さんの組織的な守備に対して、前半は特になかなか活路を見いだせなかった」と頭を悩ませた。
そこで金監督が決断したのはハーフタイムでの2枚替え。金森健志とチアゴ・アウベスを下げ、高橋義希と小屋松知哉を投入したのだった。
すると前半とは打って変わって鳥栖がゲームを支配。サイドハーフの樋口雄太や2トップの石井快征、林大地にボールが収まり、円滑に攻撃を組み立てることができた。
その結果、右サイドバックの森下龍矢は、徐々に高いポジションを取ることに成功。攻撃で特徴を発揮していた湘南の左ウイングバック、畑大雅を守備に奔走させ、その存在感を薄くさせた。チームは得点こそ奪えなかったが、金監督の修正力は見事だ。
流れが変わったうえで名前を出した樋口、石井、林、森下らの貢献度はもちろん大きい。だが、忘れてはならない選手が高橋義だ。
前述したとおり後半から投入されると、ボランチで的確にパスを散らせば、味方が攻撃に専念できるように常にポジショニングに気を配り、スペースを埋め続けた。
樋口の「前半は試合を落ち着かせることができなくて、後半はヨシキさん(高橋義)と一緒にタメをつくることができた」という言葉からも、その存在の大きさは窺える。そして金監督も賛辞を贈る。
「頭が良い、クレバーな選手なのでしっかりと落ち着かせてくれると思いました。久しぶりに出たゲームでこれくらいのパフォーマンスができるという彼の力を示した」
前述したとおり後半から投入されると、ボランチで的確にパスを散らせば、味方が攻撃に専念できるように常にポジショニングに気を配り、スペースを埋め続けた。
樋口の「前半は試合を落ち着かせることができなくて、後半はヨシキさん(高橋義)と一緒にタメをつくることができた」という言葉からも、その存在の大きさは窺える。そして金監督も賛辞を贈る。
「頭が良い、クレバーな選手なのでしっかりと落ち着かせてくれると思いました。久しぶりに出たゲームでこれくらいのパフォーマンスができるという彼の力を示した」