「悪いニュースだ」ピピ中井卓大を“マドリーの新しい宝石”としてスペイン紙が特集!指摘した「唯一の欠点」とは?

2020年10月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベイルの一件でマドリーを批判

マドリーのフベニールBに籍を置く中井。今月24日で17歳となる。(C)SOCCER DIGEST

 この一週間で、スペインで一気に注目度を高めた日本人選手がいる。レアル・マドリーのフベニールB(U-18相当)に所属する16歳の"ピピ"中井卓大だ。

 10歳でマドリーのカンテラ(下部組織)に入団したMFは、ここまで順調にステップアップ。今夏には、ひとつ上のフベニールA(U-19相当)の選手主体で出場するUEFAユースリーグ(若手版チャンピオンズ・リーグ)のメンバーに登録されたことでも話題となった。

 そして今週の頭には、インターナショナルウィークで各国代表選手が抜けことを受け、トップチームのジネディーヌ・ジダン監督が、カンテラから数人の練習メンバーを"招集"。そのなかに、16歳の日本人選手の姿があったため、「ピピ」の名は一気に全国区となったのだ。

 スペイン紙『AS』は、当時11歳の中井が、マドリーのブラジル代表DFマルセロの前で超絶テクニックを披露するという過去の動画を公開。こちらも瞬く間に拡散している。

【動画】マルセロが驚愕の表情!11歳の中井卓大が披露した超絶テクニックはこちら
 そんななか、スペインのデジタル紙『El Confidencial』も、この逸材のこれまでのキャリアを振り返る特集記事を掲載。滋賀県出身で、2014年にマドリーに入団したこと、家族で暮らしていたため、久保建英(ビジャレアル)のケースのようにFIFAのいわゆる"青田買い禁止ルール"には抵触しなかったこと、ここまで順調にステップアップしていることなどを紹介している。

 そして、"欠点"として、次のように綴っている。 

「ナカイの唯一の欠点は、ちょうど1か月前にマネジメント会社の『Stellar Group』と契約したことだ。言い換えれば、彼はガレス・ベイル(トッテナム)と同じエージェントである、ジョナサン・バーネットの支配下にあるということだ。これは、クラブにとって悪いニュースだ。この代理人は、ベイルが難しい状況にあった時、仰々しい声明を出していた」

 今月24日に17歳となる中井は、あと1年でプロ契約を結べることになる。マドリーを構想外となったベイルの一件で、バーネット氏はたびたびクラブを批判しており、関係は決して良好とはいえないが、はたして……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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