大迫勇也が悔やんだ48分のヘディング…「あれを突き詰めていかなきゃいけない」

2020年10月10日 サッカーダイジェスト編集部

「最初は距離感とかに問題があった」

なかなかチャンスを得られなかった大迫。ノーゴールでチームを離れることになった。写真:龍フェルケル

 日本代表は10月9日、オランダのユトレヒトでカメルーン代表と対戦。欧州組のみで臨んだゲームは0-0のドローで終わった。

 約10か月ぶりに行なわれた代表戦を、FWで先発した大迫勇也は以下のように振り返る。

「前半はどちらかと言うと守備の時にハマらず、そこで力を使ってしまって印象。後半はクリアにできて、そこまでエネルギーを使わずにボールを奪えた。前半は前に出ていけなかったけど、そこはうまく修正できたかなと思います。あとはやっぱり結果が欲しかったですね」

 また対戦相手のカメルーンを「すごく良いコンディションで、すごく良い相手だった」と評した大迫は、「僕らにとってプラスになった試合だった」と総評した。
 
 大迫にとっては昨年の9月10日ぶりの代表戦。やはりブランクを感じるのは致し方ないところだろう。

「もちろん1年以上空いたなかでのゲームだったので、最初は距離感とかに問題があったと思いますけど、時間が経つにつれて良くなりました。やればやるだけ良くなると思うので、楽しみですし、もっともっと個人としてレベルをアップしていければいいかなと思います」

 最も求められたゴールを決められなかったのは、やはり悔いが残る点だ。試合を通じて、なかなかシュートチャンスを得られず。49分には右サイドの伊東純也からのクロスにヘディングで合わせた決定機も、枠を捉えられなかった。「あれは決められるチャンスでしたし、あれを突き詰めていかなきゃいけない」と悔やむ。

 さらに「後半は決めるチャンスもあったので、そこでやっぱり集中しながら、ゴール前に入っていく、駆け引きで勝つということを、もっと意識したいなと思います」と今後に向けた課題を口にした。

 大迫は今遠征の2試合目となるコートジボワール戦(13日)には出場せず、所属のブレーメンへと戻るが、今後のさらなる奮起に期待したい。

構成●サッカーダイジェスト編集部
 

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