「フィジカルがすごくて…」 “CB”冨安健洋がイブラヒモビッチとの対決を振り返る!「怒ってはいなかった」

2020年09月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「CBはやりやすかった」

ベルギーの俊英サーレマーカス(左)と競り合う冨安。(C)Getty Images

 冨安健洋が所属するボローニャは、9月21日のセリエA開幕戦でミランと対戦し、敵地で0-2と敗れた。ズラタン・イブラヒモビッチにドッピエッタ(2得点)を許し、黒星発進となっている。

 今シーズンからCBにコンバートされた冨安は、左CBとしてフル出場した。2点を奪われ、チームが負けたとあり、もちろん満足はできないだろう。特に、イブラヒモビッチとのマッチアップにはハードワークを強いられたはずだ。

 ただ、CBとしてのプレーに手ごたえはあるようだ。クラブ公式サイトによると、冨安は試合後に「僕にとっては難しい試合だった。イブラヒモビッチは強い選手というだけでなく、フィジカルがすごくて、頭をすごく使わなければいけなかったからね」と話している。

「CBはやりやすかった。代表でもやっているポジションだ。自分がまだ向上しなければいけないことは分かっている。監督や(CBでコンビを組んだ)ダニーロのおかげで向上できている。彼らは練習でとてもアドバイスしてくれるんだ」

 強豪相手だったとはいえ、ノーゴールで2失点しての敗戦は、シーズンのスタートとして好ましくない。だが、冨安は「監督は、試合後に怒ってはいなかった」と明かした。ボローニャは、すでに次を見据えているようだ。

「監督は、僕たちが最後まで勝利を目指してプレーし、よくやったと思ってくれている。僕たちはポジティブだよ。明日からは、次の試合に向けて仕事を始める」

 その次節、ボローニャは28日にパルマをホームに迎える。開幕戦でナポリに0-2と同じスコアで敗れたチームを相手に、冨安らボローニャはクリーンシート、そして今季初白星を目指す。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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