「50%はムロヤのゴールだ」公式戦デビューの室屋成が高精度クロスで追加点を演出!原口元気とともにハノーファーのカップ戦勝利に貢献

2020年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半から積極的な攻撃参加を披露

今夏にFC東京からドイツに当った室屋。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 現地時間9月14日に開催されたDFBカップの1回戦で、原口元気と室屋成が所属するハノーファーが、同じ2部の"昇格組"ヴュルツブルク・キッカーズと対戦した。

 原口がトップ下、これが公式戦デビューとなった室屋は右SBでともに先発出場を飾った。

 先制点を奪ったのはハノーファー。23分、後方からパスを受けたFWヴァイダントが敵DFと入れ替わって、右足のシュートを叩き込む。38分には、左サイドからのクロスにゴール前でフリーになった原口がヘッドで合わせるも、枠を捉えられなかった。

 前半は慎重に守備を意識し、オーバーラップは控え目だった室屋は、後半に入ると攻撃にも積極的に参加する。46分に正確なアーリークロスを送り込むと、59分にも高精度のクロスを供給。これをドゥクシュが落とし、カイザーが惜し込んで追加点を奪った。

 2点目を演出した室屋の活躍に、ハノーファーの公式ツイッターには「50%はムロヤのものだ」という称賛コメントも寄せられた。

 攻守に奮闘した原口が76分に交代した直後の78分にもCKから追加点を奪ったハノーファーは、終了間際にセットプレーとPKで2点を返されたものの、3-2で勝利。2回戦に駒を進めている。

 フル出場の室屋は、果敢に前に出てパスカットをするなど守備でも印象的なプレーを披露。上々のデビューと言っていい出来だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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