【セルジオ越後】あれだけ活躍している三笘を代表に呼べないなんて…国内選手のモチベーションが気になるよ

2020年09月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

助っ人たちの活躍が目立つ中で大卒ルーキーが存在感を放つ

2位以下を引き離しトップを走る川崎のなかで、大卒ルーキーの三笘が輝きを放っている。(C) SOCCER DIGEST

 Jリーグは10日までに15節が終了した。早いもので7月10日に再開して、あと2節で前半戦が終了するんだ。

 過密日程のなか、あっという間に駆け抜けた前半戦だけど、そんななかで圧倒的な強さを見せつけたのがフロンターレだったね。リーグ再開から10連勝をマークして、2位以下を大きく引き離している。大黒柱の中村憲剛が長期離脱していたのを感じさせないほどの強さだ。

 試合が週2回のスケジュールで立て込むなか、やはりどのチームも選手のやりくりに相当苦戦しているようだけど、フロンターレはある程度メンバーが変わってもパフォーマンスが落ちない層の厚さがある。それが結果にハッキリと表われているよ。フロンターレに続くセレッソやFC東京、グランパスといったチームは、少しずつどこかで取りこぼしてしまうからね。これがフロンターレとの大きな違いになっている。

 個人に目を向けると、今季も助っ人たちの活躍が目立つけど、なかでもオルンガは別格の活躍を見せているね。14試合で15ゴールとはすごい決定力だ。過去、Jリーグで活躍した歴代の外国人選手と比べてもトップクラスの実力なのは間違いないし、こういう選手を本物というんだろうね。他にもレッズのレオナルドはJ2、J3で得点王を獲得した実績を裏付けるようなコンスタントな活躍を見せているし、アントラーズのエヴェラウドもようやくチームにフィットしてきたのか、量産態勢に入ってきているようだ。

 こうした助っ人の活躍が目立つなかで、フロンターレの大卒ルーキー、三笘が頑張っている。ベテランの小林悠と並ぶ8得点を挙げているけど、なんといっても切れ味の鋭いドリブルはフロンターレの大きな武器になっている。こういう生きのいい若手をぜひ代表でも見てみたいけれど、残念ながらコロナ禍の影響で国内での代表活動はしばらくお預けになりそうだ。これは本当にもったいないことだよ。
 

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