【J1採点&寸評】札幌0-2広島|好機をモノにしたFW陣を高評価も、無失点勝利の立役者がMOM!

2020年09月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌――ルーカス・フェルナンデスは好機を演出していた

【警告】札幌=金子(78分)、菅(90+3分) 広島=ハイネル(37分)、L・ペレイラ(42分)、佐々木(86分)
【退場】札幌=なし 広島=なし
【MAN OF THE MATCH】佐々木翔(広島)

[J1リーグ14節]札幌0-2広島/9月5日(土)/札幌厚別

【チーム採点・寸評】
札幌 5

シュートは積極的に放っていたものの、相手を脅かしたものはあまりなし。相手守備ブロックの前でボールを回す場面から、苦し紛れのシュートに至っていた印象。選手交代後も状況は大きく変わらず7戦未勝利。

【札幌|採点・寸評】
GK
1 菅野孝憲 6

相手のヘディングシュートを冷静にキャッチするなど、ゴールを守るプレーには安定感があった。欲を言えば試合のテンポをコントロールしたかった。

DF
20 キム・ミンテ 5.5

持ち前の守備力で相手の攻撃を跳ね返そうとしていたが、一瞬の隙からPKを献上。失点にはならなかったが、引きずってしまった感もある。

32 田中駿汰 6
読みの良さなどは能力の高さを示したが、個のパワーはもの足りず。肝心なところでプレーも軽くなっていた。

5 福森晃斗 5.5(57分OUT)
キックの威力はさすがのものだったが、得点演出はできず。一方守備では簡単に走り負けるなど、弱点とも言えるものだった。
 
MF
7 ルーカス・フェルナンデス 6.5

この選手の突破力が現在の札幌の拠り所なのかもしれない。対峙したのが力のある柏だったが、それでも好機を作っていた。

10 宮澤裕樹 6(57分OUT)
いつものように全体をしっかりと見てバランスを整えていたが、結果として最終ラインのフォローに回る場面が多かった。

27 荒野拓馬 5.5(57分OUT)
ハードワークで相手を封じようとするも、さすがに過密日程の疲れが出たか。ボール保持時も安定感を欠いた。

4 菅 大輝 6
位置取りにズレはあったものの、持ち前の走力でカバーをしていた。ただし、守備が甘くピンチも招いていた。 
 

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