メッシの残留宣言に54%のファンが「バルサにとって良くない」とまさかの回答! 7割以上が「来年出て行く…」

2020年09月05日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

6万人超の69%が好意的に受け取るも…

残留を宣言したメッシ。ただ、1年後にフリーで出て行く可能性は高い。 (C)Getty Images

 リオネル・メッシは9月4日、メディアを通じてバルセロナに残ることを表明した。

 内容証明郵便のようなブロファックスでクラブに退団意思を通告してから約10日。メッシはジョゼップ・マリア・バルトメウ会長を批判しつつ、2020-21シーズンはバルセロナに残り、クラブのために全力を尽くすと述べている。

 世界が注目したメッシの去就騒動は、とりあえずはひとつの結論に達した。人々は、メッシのインタビューをどのように受け止めたのだろうか。
 
 スペイン紙『Marca』のアンケートでは、17万人超のユーザーのうち、52%がメッシの説明は「正しい」と評価。「彼のようなキャプテンのそれではなかった」の25%、「まあまあ」の23%を上回った。「ファンがどう受け止めるか?」との問いにも、6万人超の69%が好意的に迎えると答えている。

 メッシは、契約解除条件に関して会長が約束を守らなかったと主張している。「バルトメウ会長に関してメッシが真実を語ったか」という質問に、6万人超のユーザーの83%が「イエス」と答えた。

 そのほかにも、6万人を超えるユーザーは様々なアンケートに回答。「メッシ残留はバルサにとって朗報か」との問いには、1年後にフリーで退団され、再建が先延ばしになるとして、54%が「ノー」と回答。46%の「イエス」を上回るやや驚きの結果となった。

 実際、この状況でロナルド・クーマン新監督を迎えたバルサが成功を収めると考える人は多くない。68%が「タイトルを狙えるか」の質問に「ノー」と回答した。

 メッシ残留で注目されるのは、友人であるルイス・スアレスの去就だ。だが、ユベントスとの合意も噂される中、74%と多くのサポーターが「ノー」と、メッシと一緒に残留することはないとの見解を示している。

 ただ、たとえスアレスが去るにしても、1年後にはメッシも続く可能性がある。「2021年にメッシはフリーで去るか?」との質問に、74%が「イエス」と答えた。

 クラブとの緊張関係が解消されないまま残留を表明したメッシと、引き留めるかたちとなったバルセロナ。それぞれの選択は、吉と出るのか、それとも凶と出るのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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