「このまま戻ってこないだろう」レバークーゼン指揮官が超逸材ハベルツの退団を認める!チェルシー移籍は秒読みに

2020年09月01日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

移籍金1億ユーロのビッグディールになるとも

現在はドイツ代表に合流しているハベルツ。チェルシー移籍が目前となっている。(C)Getty Images

 いよいよカイ・ハベルツのチェルシー行きが秒読み段階に入ったようだ。
 
 レバークーゼンは現地時間8月30日、チーム始動日前日にフィジカルテストを実施。かねてからチェルシー移籍が確実視されているハベルツの姿は見られなかった。
 
 今月3日にスペイン、6日にスイスとのUEFAネーションズ・リーグを戦うドイツ代表に招集されているハベルツは、代表合流のために必要となるPCR検査を2回ともクリアしており、健康上の問題でないことは明らかだ。
 
 そのため、記者陣からクラブ側にハベルツ不在の理由について質問が飛んだものの、明確な回答は得られなかった。
 
 そして、翌8月31日にレバークーゼンの新シーズンに向けたトレーニングがスタート。各国代表選手は不参加となったため、ハベルツの不在も違和感はなかった。
 
 そんななか、レバークーゼンのペテル・ボシュ監督はメディアに対して注目の発言をする。「このままハベルツが戻ってくることはないだろう。それを想定してチーム作りを進めるよ」と、暗に移籍を認めたのだ。
 
 レバークーゼンの関係者からこの件について明確なコメントが出たのは初めてであり、この発言を聞く限り、数日中には移籍金1億ユーロ(1億2000万円)とも言われるビッグディールが成立するのはやはり間違いなさそうだ。
 
 CFのティモ・ヴェルナー(←RBライプツィヒ)、ウイングのハキム・ジイェフ(←アヤックス)、左SBのベン・チルウェル、CBのチアゴ・シウバ、左SB/CB兼用のマラング・サールを次々に釣り上げ、大型補強を敢行しているチェルシー。新たにドイツの未来を背負う超逸材が加わることになった。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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