久保建英が初先発のテネリフェ戦で前半のみ出場!30M独走ドリブルを披露し、プレースキックも担当

2020年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

2列目の右サイドでプレー

テネリフェ戦で先発し、45分間プレーした久保。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

 久保建英が所属するビジャレアルは現地時間8月25日、ムルシアのピナタール・アレーナで行なわれたプレシーズンマッチ2戦目で、かつて柴崎岳(現デポルティボ)がプレーした2部のテネリフェと対戦。2-3で敗れた。

 実戦デビューとなった23日のカルタヘナ戦では、後半頭からトップ下(セカンドトップ)に入った久保は、初の先発出場。4-4-2の右サイドハーフに入った。

 マジョルカ時代の主戦場でのプレーとなったが、序盤はなかなかパスをもらえない。それでも、徐々に周囲と絡みはじめ、30分には小気味よいドリブルでエリア内に侵入するも、味方へのパスをブロックされてしまう。

 これで得たCKや、40分に自らファウルを受けて獲得したFKでは、ダニエル・パレホなどの名手を差し置き、キッカーを務めた。

 最大の見せ場は、43分にバエナのゴールで1点をリードした直後の前半アデョショナルタイムにやってきた。カウンターの流れでボールを受けると、30メートルほどドリブルで独走してエリア内に持ち込みシュート。だが、身体を投げ出したDFにブロックされてしまう。

 前半はこのまま1-0で終了。リードして折り返したビジャレアルは、後半からGKアセンホ以外のフィールドプレーヤー10人を総入れ替え。久保もここでベンチに下がった。

 試合はビジャレアルが46分、51分と立て続けに被弾して逆転を許すと、54分にパコ・アルカセルのゴールで追い付いたものの、64分にパウ・ロペスのオウンゴールで失点。逆転負けを喫している。

 次戦は、8月28日に、同じ州のライバルであるバレンシアと対戦する。1部の難敵を相手に久保は定位置奪取へアピールできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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