メッシ、クーマン新監督との“会談リーク”で怒りが増幅!? バルサ上層部と親しいメディアの報道に疑い

2020年08月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

ファンの半数は退団を予想

バルサ上層部への不信感を募らせているとされるメッシ。想像しえなかった退団が迫っているのかもしれない。 (C) Getty Images

「クラブの内部より外を見ている」

 リオネル・メッシがロナルド・クーマン新監督に伝えたとされる言葉が報じられ、バルセロナのエースを巡る報道はヒートアップするばかりだ。

 ただ、メッシがバルサを去るかもしれないということだけでなく、話し合いの内容があっという間に外部に漏れ伝わったことに驚いた人もいるのではないだろうか。アルゼンチン紙『Clarin』の報道としてスペイン紙『Marca』が伝えたところによると、このリークは、何よりもメッシを怒らせたようだ。

 記事によれば、メッシは前述の発言をしていないからではなく、バルサ上層部が懇意にしているとされる『RAC1』による報道だったことに怒りを覚えているという。同メディアの情報源がクラブオフィスにいると確信し、一連の報道で「最悪の時に船を見捨てた」とメッシのイメージを下げる狙いと疑っているようだ。

 再三にわたり、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長ら首脳陣へ不信感を抱いていると騒がれてきたメッシだけに、母国での報道どおりなら、退団に向かう可能性は高まるかもしれない。
 
 来シーズンのメッシがどこでプレーしているかを問うスペイン紙『As』のアンケートでは、5万8000人超のユーザーのうち、約49%が「バルセロナ」と回答。半数のサポーターが残留と考えていることになるが、裏を返せば、半数は移籍を予想しているということだ。

 もしもバルサを離れる場合、メッシの獲得に動くのはマンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン、インテルの3クラブと言われている。『AS』のアンケートでは、約24%でシティ。14%強がパリSG、12%強がインテルと予想された。

 はたして、メッシとバルセロナの関係に終止符は打たれるのか。今後の進展から目が離せない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

次ページ【動画】退団を示唆したメッシの19-20シーズンのスーパープレー集

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事