西川&柿谷のホットラインに松尾佑介のゴラッソも!ルーキーの“初得点”2発が週間トップ10ゴールにランクイン!

2020年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

1位は約60メートルの超ロングシュート

週間トップ10ゴールの9位に選ばれた西川(左)と5位に選ばれた松尾(右)。ともに勝利に大きく貢献した。写真(西川):田中研治/写真(松尾):滝川敏之

 Jリーグ公式サイトは8月17日、同12日から16日までに行なわれた試合を対象に、『週間トップ10ゴール』を発表した。

 珠玉の10ゴールのうち、ルーキーふたりのゴールがランクインを果たしている。まず、9位に選ばれたのはセレッソ大阪の高卒ルーキー、MF西川潤のプロ入り初ゴールだ。「曜一朗くんが持ったら絶対チャンスになると思ったので、あそこに落としてくれるイメージはできていました」という西川は柏レイソル戦の87分、ドリブルで持ち上がった柿谷からの絶妙なフィードに抜け出すと、左足でGKの頭上を抜くループシュートを流し込んだ。柿谷から西川というC大阪が誇るセンス溢れるアタッカー同士のホットラインから、試合を決める3点目が生まれた。

 また5位には、横浜FCの大卒ルーキー、MF松尾佑介の"J1リーグ"初ゴールがランクイン。すでにJ2時代にJリーグ初ゴールを記録している松尾は、湘南戦ベルマーレ戦の15分に、一美和成のスルーパスに抜け出し、持ち前のスピードでDFを置き去りにすると、GKを鮮やかなキックフェイントで外して右足で綺麗に流し込んだ。松尾はJ1初ゴールを含む2得点の活躍で、神奈川ダービーの快勝に大きく貢献している。

 ランキングは上位をJ2勢が占めた。1位は大宮アルディージャの大山啓輔による60メートルはあろうかというハーフウェーライン手前からの超ロング弾。2位も同じ試合のジュビロ磐田MF伊藤洋輝の左足での目の覚めるようなミドル弾。3位には京都サンガF.C.のジュニーニョが水戸ホーリーホック戦で決めたボレー弾。トラップして浮き上がったボールを振り向きざまの右足ボレーで叩き込んだ一発が選ばれた。

 その他、4位は小林悠(川崎)の巧みなトラップからの今季6点目。6位はJ2で快進撃を見せるギラヴァンツ北九州のディサロ燦シルヴァーノのループ弾。7位はジェフ千葉の川又堅碁の正確なトラップからの左足シュート。8位も同じくジェフ千葉で安田理大の80メートル独走ドリブル弾。10位はロアッソ熊本の2年目MF中原輝の左足ミドル弾となった。

 過密スケジュールが続く中、果たして次節はどんなファインゴールが生まれるのか注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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