【J1採点&寸評】鹿島2-2神戸|2得点に絡んだイニエスタは別格の輝き。劇的同点弾の荒木も高評価

2020年08月17日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

鹿島――ダブルボランチは及第点に届かず

【警告】鹿島=L・シルバ(34分)、広瀬(71分)神戸=イニエスタ(63分)、ドウグラス(67分)、安井(89分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】アンドレス・イニエスタ(神戸)

[J1第10節]鹿島2-2神戸/8月16日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
またしても"CKからの失点"という悪癖を露呈。常に追いかける展開で苦しい戦いを余儀なくされたが、最後に追いつく粘り強さは評価したい。

【鹿島|採点・寸評】
GK
38 山田大樹 5.5
CKからの1失点目は、飛び出したが触れずにゴールをがら空きにした。33分のドウグラスの際どいシュートは確実にストップ。

DF
22 広瀬陸斗 6.5(82分OUT)
機を見たオーバーラップから正確なクロスでエヴェラウドの得点をアシスト。気の利いたカバーリングも見せた。

39 犬飼智也 6
局面のバトルで簡単に負けず。上手くスペースを埋めて相手のFW陣を牽制。後方からの配給も抜かりなかった。
 
33 関川郁万 5.5
開幕戦以来の先発フル出場。持ち前のハードなディフェンスを披露も、2失点目はスコアラーの郷家を自由にさせてしまった。

14 永戸勝也 5.5
一つひとつのプレーにキレがあり、全体的には悪くなかったものの、クロスのクオリティが今ひとつだった。

MF
20 三竿健斗 5.5(73分OUT)
2失点目ではイニエスタの突破を許したのは痛恨。ただ、自慢のボール奪取力は健在で、効果的なサイドチェンジも。

4 レオ・シルバ 5.5(73分OUT)
いつものダイナミズムを出し切れなかった印象。味方のボールホルダーへのサポートはソツがなかった。
 

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