【J1採点&寸評】柏1-3C大阪|プロ初得点のルーキーを高評価! MOMは2得点を演出した…

2020年08月16日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

柏――CBで出場した古賀が2失点に絡む

【警告】柏=高橋峻(54分)、高橋祐(80分) C大阪=奥埜(44分)
【退場】柏=なし C大阪=なし
【MAN OF THE MATCH】清武弘嗣(C大阪)

[J1リーグ10節]柏 1-3 C大阪/8月15日/三協F柏
 
【チーム採点・寸評】
柏 5.5

猛攻を仕掛けながらも相手の守備を崩せず、一方で一瞬の隙を突かれて3失点。上位対決で「決定力」と「一瞬の隙」という課題が浮き彫りになった。確かに「相手よりも多くのチャンスを作った」(ヒシャルジソン)が、「結果は真摯に受け止めないといけない」(ネルシーニョ監督)だろう。

【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 5

B・メンデスのコースの良いシュートに手が届かず。87分には西川に鮮やかなループ弾を決められてしまった。
 
DF
6 高橋峻希 5(83分OUT)

31分にはオルンガへ精度の高いクロスを送って決定機に絡む。だが、54分にコントロールミスを取り返そうとしてファールし、そのFKで失点した。

3 高橋祐治 5.5
縦パスやロングボールが入れば、ハードなチャージで相手FWに自由を与えなかった。ロングフィードも正確だった。個人のパフォーマンスは悪くなかったが、最終ラインの一角として3失点は悔やまれる。
4 古賀太陽 5
立ち上がりにB・メンデスに翻弄されて失点し、55分のセットプレーではオウンゴール。主戦場ではないCBで前後半ともに立ち上がりが悪かった。

20 三丸 拡 5
何度も左サイドをスプリントし、高精度のクロスを送り続けた。3失点目のシーンでは、もっと危機察知能力を働かせて、西川を捕まえたかったか。
 
MF
8 ヒシャルジソン 5.5

前半はダブルボランチの一角として、後半はアンカーとしてプレー。特に後半は中盤のバランスを気にした立ち位置を取っていた。

7 大谷秀和 5.5(HT OUT)
ポジショニングに長けていて、読みの鋭さも抜群。24分に入れた仲間への縦パスも秀逸だった。システム変更もあり、ハーフタイムで交代した。

次ページ柏――オルンガが相手のミスを見逃さず1得点

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