吉田麻也が今季最終戦で10戦連続のフル出場!移籍1年目は14試合・1アシストで残留に貢献

2020年08月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブが2年契約のオファーを提示とも

セリエAのファーストシーズンを終えた吉田。その去就に注目が集まっている。 (C)Getty Images

 現地時間8月1日に開催されたセリエAの最終節で、吉田麻也が所属する15位のサンプドリアが、降格が決定している19位のブレッシャと敵地で対戦。吉田は10試合連続でスタメンフル出場を果たした。

 すでに残留を決めているサンプドリアは、27分にPKのチャンスを迎えるが、エースのクリアラレッラが大きく外してしまい、絶好のチャンスを逃す。

 その後は一進一退の攻防が続き、アウェーチームが均衡を破ったのは41分だった。レリの思い切りのいいシュートが敵DFに当ってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。

 しかし、後半開始早々の49分、今度はサンプドリアがPKを献上。これをトッレグロッサに決められ、同点に追いつかれる。

 後半アディショナルタイムには、攻め上がった吉田が絶妙のパスを送り、クリアラレッラがネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドでゴールは認められず。試合はこのまま1-1のドローで終了。両軍ともラストゲームを白星で飾ることはできなかった。

 今年1月にサウサンプトンから加入した吉田は、セリエAデビューを飾った26節のヴェローナ戦以降は1試合も欠場することなく、14試合に出場し(うち先発が13)、1アシストを記録。残留に小さくない貢献を果たした。

 ラニエリ監督の信頼を掴み、クラブから2年契約のオファーを提示されているとも報じられる日本代表DFは、来シーズンもイタリアでプレーするのか。決断に注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
 

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