セビージャ移籍に近づく久保建英。クラブ間交渉の「2つの重要なポイント」とは?

2020年07月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

レギロンの存在がマドリーを説得する要因に

セビージャとの個人合意が報じられた久保。(C) Getty Images

 現地でも注目を浴びている久保建英の去就が、ついに決まるのだろうか。

 セビージャの地元紙『Estadio Deportivo』は7月28日、「クボは挑戦を受け入れる」という見出しで大々的に記事を掲載。「19-20シーズンの発見のひとりである日本人は、セビージャのオファーに『はい』と言った。これでレアル・マドリーとの合意するだけになった」と報じた。

 記事によれば、「セビージャ側は買い取りオプション付きの1年以上のレンタルを望んでいる」という。またマドリー側は"お決まり"とも言える買戻しオプションの付帯を要求しているようだ。
 
 さらにマドリーの専門メディア『Defensa Central』は、クラブに近い人物からの情報として、両クラブが合意するうえで重要な2つの条件があると報じた。

 ひとつは、久保のサラリーをセビージャが負担すること。もうひとつは、レンタル料など移籍に関しての支払いは発生しないという点。この2つが交渉のポイントとなっているようだ。

 記事は、セビージャにレンタルしているセルヒオ・レギロンの存在が、マドリーを説得する要因になっているとも伝えており、交渉に大きな障害はないようだ。

 ただ、この19歳へ興味を持っているクラブは30ほどあると見られており、移籍市場では何があるかわからない。今後の動きに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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